座本書道教室で学んでおられる門下生の方より頂いたメッセージを掲載させて頂きました。
皆さんの書に向かうストレートな気持ちを是非ご覧下さい。
毎日書道展 審査会員・≪師範≫ 西森 翠香(にしもり すいこう)さん
何を基準にお稽古を始めますか?
書道には色々なジャンル(例えば、漢字・仮名・近代詩、篆刻、前衛等々)があり、人の好みも様々で、沢山の先生方がおられます。そんな中、私が座本先生の教室を見学し、今迄の書道のイメージ『書技術は見て盗め(学べ)!』を覆されました。
まず、子供のお稽古の見学…下手な子がいない!!私より皆上手に書いている!ショック!!なぜ!?・・・お手本がスゴイ!力強くて整った美しい文字!!それに加え、子供たちへの指導の細やかなこと!これでは下手な子は生まれない。この見学だけでも私はノックアウト状態でした・・・。
次に大人のお稽古・・・学生から続けている人達は勿論上手くて当然に思えましたが、初心者の方に、それはそれは事細かく文字構築の美しさ、筆の動きから使い方まで説明されているのにはカルチャーショックを受けました。
『見て盗む(学ぶ)』ではなくて『与えられてスグ上手くなる!』・・・スゴイ!そう、私たちは少しでも上手くなりたいからお稽古するのです。
座本先生のお人柄のおかげで、教室はいつも明るく楽しいですし、向上心を高め合える場です。子供が親を選べないと愚痴を申しますが、私は素晴らしい師匠に出会い勉強できることに感謝しています。
私の通う、神戸中央 元町教室には初心者から師範、展覧会出品される方が集い、『本物の書』を目指しています。本物の書といっても堅苦しいものではありません。『書』に対する思い、『上手くなりたい!』・・・その思いを叶える為、楽しく勉強しています。
今年度(2007年度)は、芳祥会の研究会・練成会を経て、毎日書道展、第二回日中女流書道家作品展、壘土舎展に出品させて頂き、稔りの多い年となりました。
これからも、書の本質を見失わぬ様、精進を続けたいと思います。
神戸中央 元町教室・西森 翠香さんより
西森 翠香さんのWebサイト → 寝屋川市・奈良生駒で活動中の西森翠香書道教室
