この度、2011年6月9日に、書家・座本 大汪が第24回毎日書道顕彰・芸術部門受章させていただきました。受章させていただいたことを心より嬉しく思っております。
昨年6月に行った還暦記念展を評価されての受章となり、ご協力いただいた方々並びに、ご推薦頂きました諸先生方にはこの場を借りて深く御礼申し上げます。
今後もこれに甘んじることなく、さらなる書作活動に向け、日々精進していく所存でございます。
以下に、毎日新聞〔2011年6月10日(金)〕掲載記事を引用させて頂きます。
■ 3氏に毎日書道顕彰
財団法人毎日書道会は9日、第24回毎日書道顕彰を、芸術部門は書道芸術院常務理事で毎日書道会評議員の下谷洋子さん(60)=写真右と、嚶心書道会理事長で毎日書道展審査会員の座本大汪(だいおう)さん(60)=写真中、啓蒙部門は、東京学芸大学講師の伊藤滋さん(65)=写真左に贈ると発表した。
下谷さんは10年10月に東京銀座画廊・美術館で開いた個展「下谷洋子かな書展 沈潜と流れが」、伝統を踏まえつつ現代感覚あふれた表現を生み出したと評価された。
座本さんは同年6月に神戸・原田の森ギャラリーで開いた「座本大汪還暦記念展」が伝統的な書法を駆使しつつ現代を意識したスケールの大きな書展だったとされた。
伊藤さんは長年にわたる拓本研究の成果を積極的に論考にまとめて発表し、書道史への関心を呼び起こし書道文化の啓蒙に大きな功績を残したと称賛された。
